伝説のだし巻き玉子
お久しぶりです。GW明けから仕事が急激に忙しくなってしまい、なかなかブログを更新できませんでした。。。社会人になってまだ1ヶ月半なのに忙しいとは如何なものか。まあそれはさておき。GW中の散歩記録をのんびりと蔵出ししていこうと思います。
緊急事態宣言下のGW中、どうしても遠くへ行きたいと思っていた私の脳裏に"あるフレーズ"がよぎったんですね。
山に行きたい。
東京ってどこもビルでいっぱいなんでしょ?違います。いやいや、東京って実は自然も豊かなんだよ。うん、合ってるけど部分的に間違ってるかなぁ。。。東京在住歴25年を迎える私から言えば東京ってそんな自然豊かじゃないです(あくまで主観です)。
東京ってだだっ広い関東平野のど真ん中にあって、東へ進めば平野、北へ進めば平野、南へ進めば海、西へ進めば山がある…という感じ。大阪を例に取ると、東へ進めば「山」を挟んで奈良、北へ進めば山、南へ進めば「山」を挟んで和歌山、西へ進めば海…。日本の古都京都なんか四方八方が山じゃないですか。東京って意外と緑が少ないんです。都立公園へ行けば確かに自然はあるけど、それは「人工的な緑」で先人が触れてきた「自然的な緑」という風ではありません。
この情勢下、我々都民はどう「自然的な緑」と触れ合うことができるというのだ…!
……はっ
そうだ、奥多摩に行こう。
そう思ったのが午前10時過ぎ。現地へ着く頃にはもう午後になってそうだけどそんなことはどうでもいい。旅というのは時間を選ばない。いつどのタイミングで行っても旅は旅である。何言ってんだ。
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やってきました。皆様ご存知の古里駅でございます。え?知らないって??
うん、知らなくて大丈夫だと思います。多分。
JR中央線から立川駅でJR青梅線の青梅行き電車に乗り換え、終点の青梅駅からさらに奥多摩行き電車に乗り換える。奥多摩駅の3つ手前の駅が古里駅。では筆者はなぜ終点の奥多摩へ向かわず、途中の無名な駅で降り立ったのか。実はここには伝説とも言うべき究極のグルメが存在していた…。
どん!
どどん!
どどどん!
JR青梅線古里駅から徒歩30秒。玉子専門店の「卵道(ランウェイ)」さんの白だし巻き定食。一口食べれば分かるけどこれはヤバイ。玉子からジュワーっと溢れだす出汁の旨み。白飯がススムわススムわ。。。
青梅市にあるかわなべ養卵農場から仕入れた新鮮な卵に多摩川の源流水を使用した魅惑の一品。東京の山奥でこんなものが食えるとは思いもしませんでしたね。。。またいこ。
To be continued…
荒川【北区】
今回は前回の浮間舟渡編の続きとなります。
荒川へ続く階段を上る。
緑が生い茂る奥行きのある法面。これが線形美というものか………
階段を上り切ると目の前には荒川………ってあれ?
目前にはだだっ広い河川敷が広がっていた。流石は一級河川…。
右に視線を向ける。
奥には高層ビルが何本も生えている。
高層ビル群のある街は荒川を超えた先、埼玉県川口市だ。人口は60万人(2021年1月時点)を超え、埼玉県内ではさいたま市に次いで二番目に人口が多い都市である。
川口のルーツは遥か昔、鎌倉時代に編纂された日記文学「とはずがたり」に記されている地名「小川口」とされ、旧入間川(現在の荒川)と埼玉県東部を流れる芝川の合流地点に位置していたことからその名が付いたそうな。
周辺の地図。浮間公園って板橋区と北区の区界にあったのね。
浮間公園の付近には浮間氷川神社たるものがあり、江戸時代に当時の浮間村の鎮守として創建された。神社隣には浮間ヶ原桜草圃場があり、春になると境内でサクラソウの即売会が行われているらしい。また、荒川沿川という地理的要因から、神社は「水塚」と呼ばれる盛り土の上に建てられているとのこと。人々が荒川起因の水害に悩まされていることは今も昔も変わらない。
左に川口の街を望みながら堤防の天端を歩く。気温は20℃を優に超えており、日が照っていることも重なりかなり暑い。鳩さんも暑そう。
対岸には三領水門と呼ばれる大きな水門が設置されている。荒川の支川である菖蒲川への逆流を防ぐ機能を果たしている。水門付近は魚影がはっきりと見えることから、バス釣りの名所としてかなりの知名度を誇っているらしい。
しばらく歩くと右手に荒川とは別の河川が見えてきた。
上流方向。左へ湾曲している。
この河川は新河岸川と呼ばれ、埼玉の小江戸と呼ばれる川越を起点に川越市内を周回し、荒川と平行に流下した後に赤羽付近で荒川と分流した隅田川に合流する。すなわち、荒川と隅田川の分流地点と隅田川と新河岸川の合流地点がこの付近に共存している。今回はそこまで行く時間がなかったからまた別の機会で見に行きたいな。
川口へと続くトラス橋、荒川橋梁。この橋をJR宇都宮線、JR高崎線、JR京浜東北線、JR上野東京ライン、JR湘南新宿ラインの車両が川口市内へと渡っていく。因みに私が利用した浮間舟渡駅が通るJR埼京線はここよりもさらに上流にある同名の荒川橋梁を渡って埼玉へ入県する。
天端を歩き続けると、工事現場に突き当たった。
荒川橋梁周りの盛土工事を実施しているとのこと。迂回路も丁寧に説明してくれている。
天端から河川側に下って工事の様子を見学。
荒川橋梁は他の堤防に比べ堤高が約3メートル低くなっており、先年の台風19号のような豪雨が発生した場合、決壊や越流によって河川水が住宅街へ流出することや、交通の要となる鉄道や付近の国道122号線(東京と埼玉を結ぶ重要幹線)の機能を著しく低下させる恐れがあるため、非常に重要な工事であることは自明だ。
橋梁付近の広い河川敷にはサッカー場や野球場、子供が遊ぶ水辺などが整備されている。
川表側の法面には大きく「KITA CITY」と書かれている。AとCの間に桜の花びらで「K」を模した北区のコミュニケーションマークが描かれている。
再び天端へ上ると、そこは多くの木々が植樹された緑道になっており、数名が木陰に座ってくつろいでいた。右手見える側が新河岸川。
東京と埼玉を結ぶ車が渡るための新荒川大橋(国道122号線)。
緊急事態宣言発令中ながら、東京と埼玉を行き来する人や車両が多く見られた。
ここで荒川沿川の散歩は終わり。北区側へ戻る。
赤羽岩淵駅。東京メトロ地下鉄南北線の終点かつ埼玉高速鉄道の始発駅。駅周辺は環状八号線が通るだけで特に特徴があるような場所ではなかった。感想がどストレートすぎる。周辺住民の皆様すみませんm(__)m
赤羽は住宅ローン専門の金融機関ARUHIが主催する「本当に住みやすい街大賞」で2019年に1位を獲得した街。赤羽の街の魅力を探索するのも楽しそう。
ということで、今回の散歩はここでおしまい。
私の専門的な内容だったこともあって、滅茶苦茶堅苦しい文章になってるなーと思いながら書いてました() 分かりにくかったらすみません(汗)
次回は別のエリアについて書いていこうと思います。
ではまた。
浮間舟渡
先日4都府県に対し緊急事態宣言が発令され、大型商業施設の軒並み休業や酒類の提供禁止といった事態が見られる今日。我ら東京都民も県外移動の自粛を政府や地方自治体に求められてしまい歯痒い気持ちと闘っている。
しかし旅行好きたるもの、少しでも県外旅行の気分を味わいたい………そこでこう思った。
「東京都と埼玉県の境界キリキリを歩こう。」
我ながら思考回路がいかれている。
ただこういうのって思い立った時が吉なんだよね。よし、行動しよう。
私はすぐさまgooglemapを開いた。
東京都と埼玉県の境界として地図上で一番分かり易いのは「荒川」だ。
東京23区から埼玉方面へ鉄道で向かう時、殆どの人がJR埼京線・JR京浜東北線・JR宇都宮線を利用するだろう(埼玉高速鉄道とか東武東上線とかもあるけど)。これら路線の都県境付近の駅に目を向けていると、JR埼京線の「浮間舟渡」という駅が目に留まった。
浮間舟渡………ナニソレ?
この世に存在する全ての漢字からランダムに4つ選んでできた無秩序な文字列みたいな名前。流石にそれは言い過ぎか。
少し気になった私はすぐさま現地へ赴くことにした。
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浮間舟渡ー!!!
あ、浮間舟渡って「うきまふなど」なんだ。「うきまふなと」だと思ってた。
写真からは分からないけど、駅前は連休中の平日ながらも多くの人でにぎわっていた。自粛とは一体…(特大ブーメラン)
駅から歩くこと1分。都立浮間公園に到着。
公園内にある大きな池。風車も建てられていて西洋感が漂う。これいいな………。
この辺りは荒川の中にある浮島のような湿地として有名で、江戸時代には「浮間ヶ原」と呼ばれていた。
大正時代になると本格的な荒川の河川改修工事が行われるようになり、蛇行した河川を切り離し、切り離された部分を都市計画公園として東京都が整備した。
今では区民であろう人たちがベンチに座ってのんびりしたり、ランニングをしたり、釣りを楽しんだり………と、公共の福祉を増進するために当公園は十分な役割を果たしていることは目に見えていた。
何の花か分からないけど取り敢えず風車と一緒にパシャリ。エモい。
この風車、長崎のハウステンボスにもありそう。
青いのはネモフィラかな?間近で見ると意外と楽しい。
花に囲まれる大理石像。なんか平和を感じた。
めっちゃおるやん。
公園の詳細な説明。野鳥観察にはもってこいな場所らしい。
花カレンダー。季節の移ろいが感じられそう。
程なくして公園を抜けると、忽然と荒川の堤防が姿を表した。こういうの見ると気持ちが昂るのよね。
今回はここまで。次回は荒川の河川沿いをお送りします。
ではまた。
はじめまして
はじめまして。東京住みのブログ初心者です。
ふとブログを始めてみようかなーと思った今日この頃。
いまいちブログの使い方が分からなくて文面諸々不自然な感じになっちゃってそうだけど、まあいいか。初心者だし。
私は旅行が大好きな社会人一年目のガキンチョなのですが、昨年度の学生時代までは遠く離れた場所(関東以外の国内)へ長期旅行するということがほとんどで、関東地方の旅行というものを真面目にやったことがありません。あったとしても家族で草津や箱根に行ったり千葉で潮干狩りしたり…程度。
なので社会人になって時間制約が設けられたことを契機に関東近辺をぶらぶらと散歩する旅でも始めようかなーと思い立ちました。
ここでは主に関東旅行で見つけた発見とかそういうことについて書いていこうかなーと思ってます。もしかしたら日頃の趣味の話とかそういう類の話もするかも。
昨今の情勢でなかなか県外へ遊びに行くことができない世の中。宣言中は都内で密が避けられるような場所を選んでぶらぶらしようと思います。にしても遠くへ旅行できないのかなりキツいな。。。死活問題や。。。
とまあ、こんな感じでやっていきたいと思います。
砕けた文章を書くのが苦手なので読みづらいと思う方も多いかと思いますが、どうか温かい目で見守っていただけると嬉しいです(そもそも誰も見ちゃいねぇか、HAHAHA)
ということで、よろしくお願いいたしますm(__)m